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Wan 3.0 vs Wan 3.0 Prime:最初に試すならどちら?

Wan 3.0 と Wan 3.0 Prime の入力、解像度、動画の長さを比較。同じ撮影案で試し、次の動画制作に合うモデルを選ぶためのガイドです。

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Alibaba Cloud のモデルドキュメントによると、Wan 3.0 Prime は Wan 3.0 の高速化版です。[4] Wan API では、この 2 つの基本モデルは料金が異なりますが、選べる解像度とクリップの長さは共通です。最初のテスト費用を抑えるなら、まず Wan 3.0 を試してください。生成にかかる時間を重視する場合は、Wan 3.0 Prime を同じショットと設定で試し、ワークフローに役立つかを確かめましょう。

この記事は、Wan API で利用できる 2 つの基本モデルを比較します。Prime Pro ともう一方の Pro モデルは別の選択肢です。以下の操作項目は、2026 年 10 月 18 日に、同サービスが公開しているモデルページと連携ドキュメントで確認しました。[1][2][3]

実際には何が違う?

項目Wan 3.0Wan 3.0 Prime
モデル IDwan3.0-videowan3.0-video-prime
解像度480p, 720p, 1080p480p, 720p, 1080p
固定の長さ2–30 秒2–30 秒
自動の長さ利用可能利用可能
開始素材テキスト、最初・最後のフレーム、参照素材テキスト、最初・最後のフレーム、参照素材
参照画像最大 10 枚最大 10 枚
参照動画/音声それぞれ最大 5 本それぞれ最大 5 本
音声生成任意任意
料金解像度ごとの個別単価解像度ごとの個別単価

どちらも、1 回のリクエストでフレーム入力か参照素材を使用できますが、両者は併用できません。背景情報として文書 URL または Web リンクも指定でき、これら 2 つのフィールドは一度にどちらか一方を使います。[3]

Prime の位置付けは生成の高速化であり、名前だけで出力解像度が高い、あるいは実測された品質上の優位性があるとは言えません。私たちは Wan API で条件をそろえた計時比較をしていません。Wan 3.0 の料金表と Wan 3.0 Prime の料金表は Wan API の最新単価を取得するため、記事に転記された料金よりも予算の確認に適しています。

実際に作りたいショットに近いテストを選ぶ

陶芸工房の商品紹介クリップを作るとします。少しのカメラ移動で釉薬を見せる間も、カップが同じものに見えなければなりません。壮大な風景を試しても、この用途について分かることは多くありません。5 秒のクローズアップなら、カメラが動く間に縁、持ち手、表面が自然に保たれるか、という具体的な点を確かめられます。

両方のモデルで、次の撮影案を使います。

日の出の海辺の陶芸工房。淡い石灰岩のテーブルに、コバルトブルーの縁があるアイボリー色の手作り陶器のカップが置かれている。細い湯気がカップから立ち上る。窓からの温かな光が釉薬の上を通り、カメラはゆっくり近づく。カップの形と持ち手を一貫させる。ワンカット。静かな室内の環境音と遠くの波の音。音楽、話し声、文字、ロゴは入れない。

両方のリクエストを 1080p、5 秒、16:9、音声オン にし、プロンプト強化も同じ状態にそろえます。通常の初回テストではシードを未指定にしても構いません。指定する場合は記録してください。同じシードは設定を記録するのに役立ちますが、異なるモデル間で同じ映像になることを保証しません。

これは比較用に提案する撮影案であり、ベンチマーク結果ではありません。大きなプロジェクトで使うモデルを選ぶ前に、自分で条件をそろえたクリップを生成するために使ってください。

2 本のクリップをどう評価する?

まず各動画を通常の速度で再生し、その後に個別のフレームを止めて確認します。きれいな静止画だけでは、持ち手の変形や、カメラ移動の途中で背景が飛ぶ問題を見落とすことがあります。

確認項目使えるクリップの条件
被写体縁、持ち手、カップ全体の形が一貫している。
動作湯気が立ち、カップやテーブルが意図せず動かない。
カメラ動きがゆっくり連続し、指定していないカットが入らない。
光温かい光が指定したシーンに合い、突然ちらつかない。
音工房に合った環境音で、不要な話し声や音楽がない。
納品ファイルの長さ、画面比率、解像度が用途に合っている。

採用しない理由を具体的に書き留めます。「3 秒目で持ち手の形が変わる」なら次の手を考えられますが、「見た目が悪い」だけでは不十分です。両方が撮影案を満たすなら、使える素材を得る費用を比較してください。どちらも使えない場合は、動作を単純にするか、適切な最初のフレームを加えてから、モデルについて判断しましょう。

各モデルで 1 回試すと、次の実験を選ぶ助けにはなります。ただし、信頼できる成功率は求められず、1 回のリクエストが遅かっただけでは、通常どちらが速いかも分かりません。

画像や参照素材はいつ使う?

商品写真、承認済みの室内レイアウト、キャラクターのポーズなど、冒頭の構図が決まっている場合は、最初のフレームに画像を使います。終わりの構図も撮影案の一部なら、最後のフレームも追加し、その間にどのように動かしたいかを説明します。

複数の観点から指示したい場合は、参照モードを使います。モデルが重要な細部を推測すると思い込まず、各画像、動画、音声の役割を説明してください。参照動画の長さは生成出力とともに課金対象になるため、生成前に Wan API でリクエスト全体の費用を比較しましょう。[3]

公平に比べるには、両方のモデルに同じ入力素材を使います。画像、プロンプト、モデルを同時に変えると、何が結果を改善したのか判断しにくくなります。

選ぶ前に確認したいこと

Wan 3.0 Prime なら 4K で生成できる?

Prime と Prime Pro は別です。 ここで比較する 2 つのモデルは、Wan API では最大 1080p です。より高解像度の Pro モデルは同サービスに別途掲載されています。[1][2]

Wan 3.0 Prime は速い?品質も高い?

Alibaba Cloud は、Prime を高品質な出力を維持した高速化版と説明しています。[4] これはモデルの位置付けを示しますが、Wan API のリクエストに何秒かかるか、どちらの結果を好むかまでは分かりません。大きなプロジェクトで追加費用を払う前に、同じ撮影案で経過時間と使える映像を比較してください。

予算が限られる場合はどちらから試す?

使いたい解像度で、両方の現在の料金表を確認します。まず安いほうで短いショットを試し、比較が必要な場合に限って、同条件の Prime の生成にも費用をかけましょう。参照動画を含むリクエスト全体を予算に入れ、使えるクリップ 1 本あたりの費用で判断します。

最初のショットを準備する

Wan 3.0 または Wan 3.0 Prime を開き、開始素材を選んでシーンを準備します。生成ボタンを押すと、設定が対応する Wan API の Playground に引き継がれます。生成前に、そこで設定と現在の見積もりを確認してください。

生成、支払い、タスク履歴は Wan API アカウントで管理します。SeedRouter のモデルページでは、選択肢を確認し、下書きを準備できます。

出典

  1. Wan 3.0 model page、2026 年 10 月 18 日確認。

  2. Wan 3.0 Prime model page、2026 年 10 月 18 日確認。

  3. Wan API integration documentation、2026 年 10 月 18 日確認。

  4. Alibaba Cloud: wan3.0-video-prime model information、2026 年 10 月 11 日更新、2026 年 10 月 18 日確認。

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